鼻づまりを治したい!




鼻づまりで頭がボーっとしたり、気が散ったり…
とにかく鼻づまりは、しんどくなってしまいますよね。

ここでは、鼻づまりの原因や症状はもちろん、
ツボ・薬・鼻うがいによる解消法(治し方)や
慢性鼻炎についてなど、詳しく解説しています。



鼻づまりの原因

◆「鼻汁」
鼻汁は鼻づまりの最大の原因というイメージがありますが、
実は鼻汁では呼吸ができなくなるほどの鼻づまりは起きません。

◆「副鼻腔炎」

副鼻腔炎を発症して溜まる鼻汁はねばねばしています。
ですから、この病気では鼻づまりが起きます。

◆「下鼻甲介の腫れ」

鼻の中に下鼻甲介(かびこうかい)というひだがあります。
この部位が腫れると鼻づまりが起きるのですが、下鼻甲介が腫れるのは、
以下の病気が原因となっています。

・慢性肥厚性鼻炎
・薬剤性鼻炎
・インフルエンザ
・急性鼻炎
・アレルギー性鼻炎


下鼻甲介は左右の鼻の穴の中にありますが、
両方とも腫れてしまって鼻づまりが起きた場合には口呼吸になってしまいます。

あまりにも腫れがひどいケースだと、手術を行うこともあります。


⇒鼻づまりの原因

鼻づまりの症状

・鼻水(ねばねばしているので、鼻をかんでもスッキリしない)
・鼻づまり
・顔面痛
・頭痛
・鼻ポリープ(鼻茸)
・味覚障害
・咳・痰


◆急性副鼻腔炎の場合
・強い痛み

◆慢性副鼻腔炎の場合

・集中できない
・疲労感
・頭が重い


炎症が起きた部位によって、頬や歯に痛みが出たり、額や頭に痛みが出ることがあります。


⇒鼻づまりの症状

鼻づまりの解消法

◆鼻を温める
電子レンジなどであまり熱くない程度に蒸しタオルをつくります。
そして仰向けに寝て鼻に蒸しタオルを置いて温めます。

こうすることによって、鼻粘膜の血流が良くなりますので
鼻の通りが改善されることがあります。

この方法は年齢問わず行えますので、一度試してみてくださいね。


⇒鼻づまりの解消法

鼻づまりの薬

花粉症の方は話が別です。

花粉症の場合は、内服薬だけで症状が緩和されることはあまりありません。
レーザー治療や漢方などいろんな治療法を試してみないと、
何が症状を改善させてくれるのか分かりません。

いろんな方の花粉症を治療している医師でも
薬の飲み合わせとそれによりもたらされる効果は読めない、とされています。

花粉症による鼻づまりを緩和させる薬として、
「トロンボキサンA2」「ロイコトリエン」などの拮抗薬などがありますが、
医師の判断のもと、色々試していくしか改善の道はないようです。

鼻づまりを解消する為に、点鼻薬を使用している方が多くいるようです。

しかし、点鼻薬を使用(常用)することによって、
逆に点鼻薬性鼻炎という症状を引き起こしてしまうこともありますから気をつけてくださいね。


⇒鼻づまりの薬

鼻うがい

コップに水またはぬるま湯200CCを入れ、天然塩を2グラム入れます。
塩と水を混ぜ合わせたら、片方づつ鼻の穴から塩水を一気に吸いこみます。


躊躇すると苦しいだけで失敗しますので、気をつけてくださいね。
吸いこんだ液体は口から出すようにしてください。

しかし、想像しただけで鼻の奥がツーンとしてくるような感じもしますので、
もし上記の方法で鼻うがいをする勇気のない方は、市販の鼻うがいを使ってみてください。


⇒鼻うがい

鼻づまり改善のツボ

鼻づまりに効くツボは、迎香(げいこう)です。
小鼻のすぐ横にある凹んでいる部位がそれです。


ツボはイラストで見るだけでは意外に見つけづらいものなんですが、
実際に指先で押してみると、少しだけ痛みが出ますから比較的簡単に分かります。

座ったまま、円を描くようにツボ押ししてもいいのですが、
横になってツボ押しする方が楽かもしれません。

鼻づまりが起きている方を下側にして横になってツボ押しをしてみてください。
指先を回転させることで、鼻づまりが楽になってくると思います。


ツボ押しに併せて、蒸しタオルを鼻に当てても鼻が通りやすくなりますよ。
タオルを熱くしすぎないようにして、この方法も是非試してみてくださいね。


⇒鼻づまり改善のツボ

鼻づまりと頭痛は関係ある?

鼻づまりで頭痛が起きるということをご存知ですか?

結びつきがないようで実は密接な関係がある鼻づまりと頭痛。

鼻づまりで引き起こされる頭痛の原因は「酸素不足」と「蓄膿症」です。


⇒鼻づまりと頭痛は関係ある?

鼻づまりが続く場合は?

鼻づまりは非常に不快な症状です。

鼻づまりが長引くと、頭痛・いびき・口呼吸・イライラ感
不眠・嗅覚障害・頭が重いなどの症状が更に別の病気を引き起こすこともあります。

風邪を引いて、ごく限られた期間だけ鼻づまりが出ているのであればさほど問題はありませんが、
何週間に渡って鼻づまりの症状が続いている場合は専門医の元を訪ねてみてください。
長引く鼻づまりが自然治癒することはあまり考えられません。

では、長引く鼻づまりの原因として考えられるものを以下にご紹介します。


⇒鼻づまりが続く場合は?

慢性鼻炎の治療法と治療費の目安

慢性副鼻腔炎を発症していると、
集中力の低下、頭痛、鼻茸(鼻ポリープ)、膿汁、鼻づまりなどの症状が出ています。

検査結果によって、原因に沿った治療が進められます。

気になるのは治療にかかる費用ですが、病状の度合いによって異なります。

◆慢性副鼻腔炎で手術が必要ではない場合
薬で改善が見られる慢性副鼻腔炎
・治療費・・・15,000円〜20,000円(保険適用で3割負担)

◆慢性副鼻腔炎で手術が必要な場合
蓄膿症の手術として、「鼻茸切除術」と「鼻内内視鏡手術」があります。

・鼻茸手術
6歳くらいから手術が行えます。
手術費用:片側だけの手術でおよそ6万円〜

・鼻内内視鏡手術

16〜70歳の方が適用になるようです。
手術費用:約30万円程度


慢性鼻炎と言っても、アレルギー性鼻炎だけの場合もありますし、蓄膿症を発症している場合もあります。
病院で検査をしてから、治療費にはどの程度かかるのか尋ねてみるといいと思います。


⇒慢性鼻炎の治療法と治療費の目安

赤ちゃん(新生児)の鼻づまり

・空気の乾燥
・気温の変化
・鼻呼吸をしている

※生後一ヶ月の赤ちゃんは、鼻呼吸をしています。
一見、当たり前のことのように思えますが、赤ちゃんの場合鼻の穴が細いですし、
ちょっとしたことですぐに鼻の粘膜が刺激を受けて腫れてしまうことがあります。

この為に赤ちゃんはすぐに鼻づまりを起こしてしまうんですね。

赤ちゃんが鼻づまりを起こした場合、
咳・発熱などの症状が無く、機嫌よくしているのであれば様子を見て問題ありません。



⇒赤ちゃん(新生児)の鼻づまり



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